生産現場の5S
昔から製造業で大切にされている5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)。これが生産の土台と言っても過言ではありません。小さなことからコツコツと積み上げていきましょう。
5Sの目的や
基本を知る
5Sの目的(安全、品質の向上、生産性の向上、費用削減、消防法などの法令順守、企業イメージアップ、信頼の獲得)を例を交えて説明し、腹落ちしやすいように説明します。
またどのように5Sを進めるのか基本概念やステップをお伝えしています。
その工場に合った
置き方・置き場所をご提案
見栄えだけ良い5Sは費用ばかりかかり、長続きしません。現場の方々から生産実態やご要望をヒアリングし、他社の事例などを踏まえながら、その工場、そのラインに合ったものの置き方や置き場所をご提案します。
5Sが持続する
しくみ作り
5S活動をするにはトップの強い意思とそれを率いていく事務局と推進体制が必要です。またある程度達成した後も、マンネリ化を防いだり、進化させていくためのしかけやしくみが必要になります。
他社事例を踏まえ、貴社に合ったしくみをご提案します。
講師紹介
元岡 直子
QCサークル上級指導士、品質管理検定2級、水質関係第一種公害防止管理士、簿記3級
ある会社が重大な品質問題を起こしました。お客様は憤り事務方の説明にも納得しません。現場は開発部の指示通りに生産していたのですが、その指示内容に不備があったことが原因でした。
お客様は問題の部品が生産されている現場を視察されました。そこで態度が軟化したのです。お客様が言われた言葉は「この生産現場ならもう一度任してもいい」。
しっかりと5Sができている生産現場が信頼の証となった事例です。
逆を言えば、5Sができていない工場と取引なんてしたくないでしょう。
生産のプロとして誇れる工場にしませんか?